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ストレートネックとは?つらい首こり・肩こり・頭痛を引き起こす原因と改善のヒント

  • 執筆者の写真: 柾行 神田
    柾行 神田
  • 1月8日
  • 読了時間: 7分

ストレートネックは、スマホやパソコンを長時間使う現代人に急増している姿勢トラブルのひとつです。本来ゆるやかなカーブを描くはずの首の骨(頚椎)がまっすぐに近づくことで、首・肩への負担が大きくなり、慢性的なこりや痛みを生み出します。


軽い不調から始まっても、放置すると頭痛や手のしびれなどにつながることもあるため、早めに改善しておきたい症状のひとつです。この記事では、ストレートネックが起こる理由や生活での注意点、専門的なケアのポイントまで詳しく整理していきます。


ストレートネックの評価


ストレートネックの特徴と自分で分かるチェックポイント

ストレートネックはレントゲンで診断されることもありますが、日常の姿勢や動きに表れやすいサインもあります。「スマホ首」と呼ばれるように、頭が前に出た姿勢が続くことで発生しやすく、首周囲の筋肉に常に負担がかかります。ここでは、ストレートネックが疑われるときの代表的な症状や、セルフチェックの方法について紹介していきます。


首まわりのこりや痛みが長引く場合

ストレートネックの方がまず感じやすいのが、首すじの張りや痛みです。頭が前に出る姿勢のまま過ごしていると、首の後ろ側の筋肉が常に頑張って頭を支える必要があり、その負担が積み重なると筋肉が硬くなり、血流も悪くなります。結果として、朝起きた瞬間から首のこりを感じたり、長く座っていると痛みが強まったりします。症状が続くと、頭の付け根が重く感じる「後頭部の違和感」や、上を向く動作がつらいといった制限が出てくることも珍しくありません。


肩こり・背中の張り・巻き肩が同時に起きることも

ストレートネックは首だけの問題ではなく、肩や背中にも影響します。頭が前に出る姿勢では、自然と肩が内側に入りやすく、いわゆる「巻き肩」の状態が強まります。そうすると、肩甲骨が正しい位置から離れてしまい、肩甲骨まわりの筋肉がうまく働かなくなることで肩こりが悪化しやすくなります。また、背中の上のほうが張りやすくなり、「呼吸が浅い」「胸が開きにくい」といった声もよく聞かれます。数日休めば治るというよりは、姿勢のクセとして慢性化しやすいのが特徴です。


不良姿勢の一覧

頭痛や眼精疲労が出やすいサイン

ストレートネックは首の骨のカーブが失われることで、首の付け根の神経や血管にストレスがかかりやすくなります。それにより、緊張型頭痛と呼ばれる「締め付けられるような頭痛」や、目の奥が重くなるような眼精疲労が現れることがあります。特に、スマホやパソコンを長時間使用していると症状が強まり、「頭がぼーっとする」「集中が続かない」といった不調につながることもあります。肩こりや首こりだけでなく、こうした症状が加わる場合はストレートネックの可能性が高まります。



ストレートネックはなぜ起きる?原因を深掘りする

ストレートネックは単純に「姿勢が悪いから起こる」のではなく、生活スタイルや筋肉の使い方の偏りが複合的に関わっています。とくに現代の生活では避けにくい習慣が多く、知らず知らずのうちに頚椎の自然なカーブが失われていくケースが増えています。ここでは背景を詳しく解説します。


スマホ・パソコンの長時間使用

スマホを見るとき、多くの方が頭を前に突き出した姿勢になります。この姿勢は首の後ろ側の筋肉に大きな負担がかかり、長時間続けるほど頚椎のカーブがまっすぐに近づいていきます。また、パソコン作業でも画面を見る角度が下がりすぎていると同様の負担がかかります。こうした姿勢が日常化していると、首の筋肉が硬くなり、骨の並びにも影響してストレートネックが進行することがあります。


猫背姿勢や巻き肩による影響

肩が内巻きになった姿勢(巻き肩)や、背中が丸まった猫背姿勢もストレートネックに深く関係しています。猫背になると胸がつぶれ、呼吸が浅くなるだけでなく、頭の位置が自然と前に出やすくなります。


巻き肩があると肩甲骨が外側に広がり、首・肩・背中のバランスが崩れ、頚椎を支える筋肉に負担がかかりやすくなります。こうした姿勢のクセは、肩こりや頭痛とも相互に悪影響を及ぼし、ストレートネックの悪化を促進することがあります。


運動不足による体幹・肩甲骨の機能低下

体幹や肩甲骨まわりの筋肉は、頭や首の位置を安定させるために重要な役割を果たしています。しかし、運動不足や座りっぱなしの生活が続くとこれらの筋肉が弱くなり、首だけで頭を支える姿勢になりやすくなります。その結果、首の負担が増大し、ストレートネックの症状を助長することがあります。特に、肩甲骨の動きが硬くなっている人ほど首まわりのトラブルが出やすい傾向にあります。



ストレートネックへの対処法と日常でできる工夫

ストレートネックの改善では、「姿勢を整える」「首に余計な負担をかけない」「固まった筋肉をゆるめる」という三つの視点が重要になります。痛みが強い時期と落ち着いている時期で取り組み方も異なるため、状況に応じた対策が求められます。


ストレートネック

痛みが強いときの過ごし方

首や肩に強い痛みが出ている時期は、無理にストレッチを深く行ったり、長時間のデスクワークを続けたりすると悪化する可能性があります。痛みが軽くなる姿勢(タオルを当てて少し首を支える姿勢など)を見つけ、こまめに体勢を変えながら過ごすことが大切です。熱いお風呂や強い揉みほぐしはかえって炎症を助長することもあるため注意が必要です。まずは痛みを悪化させないことを優先し、徐々に動きを取り戻していく段階に移ります。


ストレッチやエクササイズの基本

痛みが和らいできたら、首・肩・肩甲骨まわりの筋肉を少しずつ動かし、可動域を取り戻していきます。胸の前を開くストレッチや、肩甲骨を大きく動かす体操、背骨をゆっくり伸ばすエクササイズなどは特に効果的です。無理なく継続できる範囲で取り組むと、徐々に姿勢が整い、首への負担が軽減していきます。また、体幹を鍛えるトレーニングも頭の位置を安定させるために役立ちます。


生活環境を整える工夫

日常生活の中で、姿勢に影響する環境を整えることも重要です。スマホを見る位置を目線に近づける、パソコンの画面の高さを調整する、座りすぎを避けてこまめに立ち上がるなど、簡単な工夫でも継続することで首の負担は大きく変わります。また、寝具の高さや硬さが合っていない場合、朝起きた時点で首が痛むこともあるため、枕の見直しもストレートネック改善の一助となります。



整骨院でのストレートネック改善アプローチ

整骨院での施術では、首だけでなく全身のバランスを確認し、姿勢・動作・筋膜の状態を総合的に調整していきます。ストレートネックは首への負担が結果として表れているだけで、原因は胸や背中、骨盤など他の部位に潜んでいることも少なくありません。


こころ整骨院での施術

姿勢評価と動きのチェック

まずは、立った姿勢や座った姿勢、首・肩の動きをチェックし、どこに負担が集中しているのかを確認します。頭の位置、肩の位置、背骨のカーブ、肩甲骨の可動域などを評価することで、ストレートネックがどのように形成されているのかが見えてきます。原因を明確にすることで、改善の方向性もはっきりし、無駄のない施術につながります。


筋膜・関節・肩甲骨の調整

評価をもとに、首まわりの筋膜リリース、胸郭(胸まわり)の可動域改善、肩甲骨の調整などを行い、姿勢を支えやすい身体づくりをサポートします。首だけを揉むのではなく、全体のバランスを整えることで、自然と首への負担が減り、症状も和らいでいきます。強い刺激を与えるのではなく、身体の反応を見ながら行うことで、リラックスしながら施術を受けられる方が多い印象です。


姿勢を保つためのセルフケア指導

施術で姿勢が整っても、普段の生活が元に戻ってしまえば再びストレートネックに逆戻りしてしまうことがあります。そのため、仕事中の姿勢のコツ、座り方、簡単な肩甲骨体操、呼吸を深めるトレーニングなど、自宅や仕事場でできるセルフケアも併せて提案します。とくに肩甲骨の動きが良くなると首の負担が大幅に軽減されるため、姿勢を維持しやすくなるでしょう。


ストレートネックで悩んでいる方へ

ストレートネックは、症状が出るまで自分では気づきにくいものの、日常の習慣を見直すことで十分に改善が期待できる症状です。首の痛みや肩こり、頭痛が続いている方は、単に「疲れだろう」と放置せず、早めに専門家へ相談してみることをおすすめします。あなたの身体に合った改善方法を一緒に見つけ、日常生活を楽に過ごせるようサポートしていきます。




 
 
 

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